管理人の独り言
le monologue
飴と鞭
昨日の朝日新聞のトップに「年収の壁178万円 自国合意」という記事がありました。手取りをふやし、経済を活性化させる大減税ってことらしいのですが、本当にそうなの?と疑問に思います。確かにやらないよりはいいのだけど1面トップにのせるようなこと?と思ってしまうのです。
上記は所得税だけのことです。実際のところ所得税はたいしたことがない、重いのは社会保険料であり、住民税というのが庶民的感覚です。所得税の壁が178万円になったとて、住民税は今のところ100万のまま、社会保険料には130万の壁があります。独身の人はともかく、このあたりの金額で働く人って、家族の扶養になっている方が多いのではないかと思います。 扶養のままなら社会保険は無料。社会保険が発生すれば、だいたい15%は払わなければならない。だとすると178万まで働こうって人は少数ではないかと思います。扶養控除にもかかわってくるしね。もっとがっつり働かない限り、手取りなんてさほど変わらないんじゃないかと思います。(もっと細かくわかれているようですが、ざっくりとはこれであっていると思います)
どう考えても、画期的とばかりに、新聞の1面トップを飾るものではないんじゃないかと思ってしまいます。 今後医療費の値上げも検討されているし、飴と鞭だとしても、飴が小さすぎやしない?と思うのは私だけですか?

今週は「NOËL À KALEIDOSCOPE 2025」、ジュイエ今年最後の展示です。2週つづけて革製品の展示ですが。また違った趣があります。ツリーの飾りは、革小物の果物、すごく可愛いです。今年限定のものもあり、定番もあり、それ以外も素敵な革製品が並びます。クリスマスらしい展示ですので、是非お越し下さい。23日まで。